痛みに配慮した虫歯治療
麻酔を打つ部分の歯茎の表面に塗り薬のジェル状の麻酔を塗ります。 表面麻酔を塗ることで、麻酔の針を刺すときの「チクッ」という痛みの感覚が軽減します。
この塗り薬は使わなくてはいけないという義務はありませんので使わない歯科医院もありますが、患者様の負担軽減の為に、当院では使用しております。
太い針よりも、細い針のほうが痛みを感じにくいというのはイメージして頂けると思います。
当院では、麻酔が痛くないように「33G」という一番細い注射針を特別に取り寄せて使用しています。
急いで麻酔液を注射してしまうと、その圧力で痛みを感じたり、
体調が悪くなってしまう場合もあります。
当院では、コンピュータによる自動制御のできる電動麻酔器を使い、痛みを感じにくいスピードで注射しますので、感じる痛みがかなり少ないと思います。
麻酔を行なってからすぐに治療を始めてしまいますと、麻酔がきちんと効いていなくて痛みを感じてしまうことがあります。
当院では、麻酔が効いたことをしっかりと確認してから治療に入ります。
糖質はグルコースと呼ばれ、ご飯やパン等炭水化物にも含まれているので、
甘いものを食べてないから虫歯にならないというわけではありません。
普通に食事をしていれば虫歯のリスクはあります。
虫歯は削らないとなくなることはありません。
虫歯の進行程度によっては進行を抑制、
進まないようにすることができる場合もあります。
エナメル質に限局した虫歯をC1、象牙質までの虫歯をC2、神経までの虫歯をC3、歯の頭が全てなくなっている虫歯をC4といい進行度によって分類されています。
歯の表面にとどまる虫歯で、歯の表面がザラザラしているといった症状に気付く場合もありますがほとんどが無症状です。学校や職場の検診で初めて見つかることが多いです。
C1は初期の虫歯のため削らずに経過観察することもできます。
ただメインテナンスが非常に大切で、メインテナンスが悪いと虫歯が進む可能性が十分にあります。
神経まで虫歯が進むと神経を取らなければなりません。
神経をとると歯の寿命はとても低くなるというデータがでています。
ここで虫歯を食い止めたいので治療が必要です。
神経まで達しているので痛みがでます。
神経を取る必要があり、治療に時間がかかります。
歯の根が残るか残らないかの境です。
抜かなければならない場合がほとんどですが、ある処置をすれば残る場合もあります。
当医院では歯を残す努力を最大限にしていきます。
虫歯治療では、虫歯になっている箇所を削りしっかりと治療を行なった上で詰め物または、被せ物を装着して治療が終了となります。
詰め物・被せ物にも種類がありますので、ご予算と求める審美性により素材・金額が変動します。
治療前 | |
---|---|
治療後 |
主訴 |
前歯の被せものが取れた |
---|---|
治療期間 |
1年 |
先生からの提案 (治療内容について) |
奥歯がすり減っており、前歯だけ治してもまた取れる可能性があるので全体的な検査を行い全顎的な治療の提案。費用の面もあったので全て保険治療で行いました。 |
治療のリスク |
しっかりメインテナンスを行わないと再び虫歯になる可能性がある |
治療前 | |
---|---|
治療後 |
主訴 |
子供ができたから虫歯を治したい |
---|---|
治療期間 |
2年 |
治療費 |
保険治療 |
先生からの提案 (治療内容について) |
不適合の被せものや詰め物があり、虫歯、欠損部もありましたので、全体的な治療を提案し虫歯の除去、欠損部に対してはブリッジでおこなっていきました。 |
治療のリスク |
しっかりメインテナンスを行わないと再び虫歯になる可能性がある |
治療前 | |
---|---|
治療後 |
主訴 |
虫歯があり全て治したい |
---|---|
治療期間 |
3年 |
治療費 |
300万円 |
先生からの提案 (治療内容について) |
虫歯が重度に進行しており、しっかり治療していくことを勧めました。 虫歯、歯周病、インプラント等を含めて全顎的に治療を行っていきました。 |
治療のリスク |
しっかりメインテナンスを行わないと再び虫歯になる可能性がある |